Islands in the byte stream

Technical notes by a software engineer

builderscon 2017 tokyo に行った

builderscon tokyo 2017 - Aug 3, 4, 5 2017

f:id:gfx:20170806134555p:plain

いろいろな分野の人がいて非常に刺激になりました。来年はなにかネタを持っていきたい。

あと名札がリバーシブルなのよかった。なお一人ひとりにユニークなQRコードを発行するのはバリアブル印刷というそうです。

印象に残ったトークについて感想など。

横山光輝三国志 全文検索システム

最高に面白いサービスなのでぜひコンテンツの権利者と仲良くしてサービス化してほしいところ!

技術的にもわりと参考になりました。

  • OCRはGoogle CVが曹操級で手書き文字もそこそこいける
  • 誤検出したテキストは “MeCabで洗う” ときれいになる
    • 解析できなかった部分を取り除けるの意
  • テキストの座標もとれるので自動翻訳して置換するのもそこそこうごく
    • 製品レベルにするのはちょっと大変そうだけどポテンシャルありそう

このへんを応用すると Kibela にアップロードした画像のテキストを検索できそうだなと。

複雑なJavaScriptアプリケーションに立ち向かうためのアーキテクチャ

アーキテクチャの話は苦手なんだよなあ…でもJSがどんどん複雑になってきてるからそろそろ真面目に考えるかーくらいの気持ちで聞きにいったんですが、めちゃくちゃ分かりやすくてよかったです。ちゃんと復習して製品開発に活かすぞ💪

repo: NekogataDrumSequencer も大変参考になりますが、 Drum Sequencer に対して無知すぎるのでそこはあまりピンときませんでした。

なおプレゼン中に紹介された FizzBuzz Enterprise Edition はめっちゃ笑いました。

OSS の引き継ぎ方

スライドは未upload?

ぼくもだいぶOSS引き継いでもらったり引き継いだりしてるので他の人はどうやっているのかな、と思ったらけっこうハードな話でした。Rubyコミッターの重責というか…。後半の事例集がわりとはしょられてしまったのが残念でした。RubyKaigi 2017でもやるみたいなので完全版の資料が楽しみです。

歴史あるOSSだとオリジナル作者がそのエコシステムを去っていたり死去(!)したりすることがままあって、しばしば「コミッターはいるけどプロダクトマネージャ(プロダクトオーナー)的な人がいなくて方向性が定まらない・年単位の開発が必要な機能がまとまらない」という感じになるそうで、これについては自分の観察範囲でも経験があり貴重な知見でした。自分が興味がある場合は「プロダクトオーナーやります!リリース権ください!」って言えばいいんですが、そのソフトウェアを使いはするけどオーナーをしたいというほど関心があるわけでもない場合は難しいんですよね、関心のあるところは直すけどプロダクトの方向性とかを舵取りしたいわけじゃないし。

このへん難しいのでうまく言葉にまとめられませんが、いい感じになってほしい。自分が干渉できる範囲ではいい感じにしたい。

Oss貢献超入門

実践的かつ具体例が豊富でよかったと思います。

OSS活動についての動機は大まかにいって「趣味」と「業務上の必要性」の2つがあって、きょうびのウェブサービス開発ではOSSに依存しないことはほとんど不可能なので、製品の品質をコントロールするためにはOSS活動は必要不可欠なんですよね。ほとんど常に業務上の必要性があるのに、実際の所OSS活動はどうやっていいのか分からんみたいなのは解決すべき課題といえるし、こういう入門セッションはいいなと思いました。

3Dプリンタで作る階差機関 / Build Difference Engine by 3D Printer

直接聞いてないけど、スライドだけでもだいぶ面白いです。「というわけで全部スクラッチで設計しました」あたりが強い。

3Dプリンタめっちゃ夢があるし、この調子でアンティキティラ島の機械にもチャレンジしてほしい。