クリスマスプレゼントで妻からもらったKindle Fire HD 10"が思いの外よくて快適だなという話です。
Kindle Fire HD 10" (amazon.co.jp)
これまで電子書籍リーダーとしてはE-InkのKindleをここ数年ずっと使っていて、それはそれで軽量&電池長持ち&目に優しい仕様で十分に満足しているのですが、E-Ink端末は画面が小さくて固定レイアウトの書籍がとても読みづらいのです。というか、あまりに読みづらいので買っても読まないし、だんだん買わなくなってきたというのが実情でした。
物理書籍にはペラペラめくりやすいなどのいい面があることは重々承知しているのですが、とにかく物を増やしたくないし、手軽に手に取れる端末とちがって物理書籍を読む心理障壁もだんだん上がってきたなかで、(統計はとってませんが感覚として)電子書籍のほうが読了する率が上がってきていました。ここ数年は、物理書籍を年間10冊も買わないみたいな生活です。かといって固定レイアウトの書籍が読みづらいため読めないということをよしてとして受け入れているわけでもなく、ずっと心に引っかかっていたのでした。
そんな折に今回手に入れた Kindle Fire HD 10" は、E-InkのKindle端末を補間するデバイスとしてとてもよいです。大画面で固定レイアウトでも十分に読みやすいし、値段も約2万円で、これはほぼ同サイズのiPad (8th gen) の 3.5万円よりはるかに安価。Android OSがベースなのにGoogle Play storeが使えないせいで利用できるアプリには制限がありますし、1passwordアプリもありません。でも書籍しか読まないので制限があるのはそんなに大きな問題ではないんですよね。
これは久しぶりに使いでのある端末を手に入れたなあということで、大変満足しています。