Islands in the byte stream

Technical notes by a software engineer

Androidライブラリのためのmaskaradeというorgを作った

The Maskarade project · GitHub

最近イマイチAndroidの活動ができてないんですが、Androidライブラリのメンテを諦めたわけではなくて、たとえばOrmaとかはまだやりたいことがいくつかあるのでやるつもりはあります。一方で、ちゃんと新しいメンテナがいたほうがいいなーというプロジェクトもあって、とりあえず私のメンテする気のあるなしに関わらずユーザーがいそうなAndroidライブラリを全部まとめて maskarade(マスカレード)というorganizationに移すことにしました。

何故これが必要なのかというと、新しくオーナーシップをもったメンテナを受け入れられる体制にするためにorgが必要だからです。GitHubは個人アカウントにあるリポジトリのオーナーシップをコラボレータに渡すことはできないんですよね。なので、オーナーシップを誰かに渡したいときは (1) org管理にする (2) 新しいオーナーにrepoを移譲する、という選択肢しかないのです。

ここでオーナーシップにこだわるのは、そもそも誰かをOSSのメンテナに任命するにあたってはちゃんとオーナーシップ(リポジトリのオーナーシップとリリース権)を渡さないと引き継ぎがうまくいかないという経験則があるからです。逆に言えば、オリジナル作者がメンテしなくなったときに、コントリビュータにコミット権だけ渡してオーナーシップを渡さないと、結局そのコミッターは「お客さん」以上の関わり方ができず、そのOSSは死にます。OSSにユーザーがいなくなって死ぬのであればそれは寿命がきたということですが、ユーザーがいるのにオーナーシップが不明瞭なためメンテされずに死ぬのは大変残念です。

OSS の引き継ぎ方 - builderscon tokyo 2017 でも「引き継ぎをするときはリリース権もちゃんと引き継ぐこと」みたいな話をしていましたね。

というわけで、maskaradeのリポジトリは全てメンテナを名乗り出ればオーナーシップ(リポジトリのowner権限とbintrayのリリース権限)を渡します。私の直接の知り合いであればそのまま、そうでない場合でもそのまえに2~3のテスト(pull-requestをおくってレビューするというプロセスを経験する)をしたら渡します。なお、Androidライブラリをmaskaradeにtransferしたいとうい申し出も受け入れます(私はメンテはしませんが!)。

TODO: これを英語でも書いて maskarade/README に置く